自然な便秘解消に効果的な『すんき漬け』と『すぐき漬け』!おススメはどっち!?
便秘でお悩みの方、多いですよね?薬も市販されていますが、やはり自然に治したいのが本音ではないでしょうか?そんな方に今回お勧めしたいのが「すんき漬け」というお漬物です。
【すんき漬け】
長野県の木曽地方で作られている発酵食品で、赤カブの葉を使用し,塩を使用せずに発酵させたお漬物です。
発酵を促すために塩ではなく、前年のすんき漬けを使用し乳酸菌を新しい赤カブの葉に移しています。しかも、すんき漬け1gとヨーグルト1gの乳酸菌量はほぼ同量です。糖質やカロリーを考えるとすんき漬けの方が体に良い方も多いのではないでしょうか。
その上、すんき漬けには20種類以上の乳酸菌が含まれており、その中にはすんき漬けのみの植物性乳酸菌が4種類もあるのです。すんき漬け独自の乳酸菌は免疫調節の力が強く、感染症や花粉症などのアレルギー症状を軽減する作用があります。
【すぐき漬け】
京都府上賀茂地区だけで栽培されているかぶらの一種を塩だけで漬け込み、乳酸発酵させたお漬物です。すぐき漬けには、ラブレ菌という植物性乳酸菌が含まれており、免疫力を高める効果が期待できます。
他にも、すんき漬けと同じように花粉症などのアレルギー症状にも効果があります。
【共通点】
すんき漬けとすぐき漬けのどちらも植物性乳酸菌が含まれており、乳酸菌が生きたまま腸に届きやすい特徴があります。その点で言えば、どちらも腸内環境を整え便秘解消に効果は期待できます。
【塩分に注目】
そんなすんき漬けとすぐき漬けですが、一番の違いと言えば、塩を使用しているか使用していないかだと思います。
塩分は摂取し過ぎると、血管の抵抗が高くなり、血圧が上がりやすくなってしまいます。高血圧は血管が傷み心血管疾患や脳血管疾患などが起こりやすくなります。
他にも腎臓の機能が低下するリスクも上がります。また、自律神経の交感神経を興奮させ、有害な活性酸素による酸化ストレスを増大させたり、血糖値を下げるインスリンの効き目を落とし、メタボリックシンドロームなどのさまざまな生活習慣病の引き金となってしまいます。
その点から言うと、すんき漬けの方が体に優しく便秘解消にも効果的なお漬物なのではないでしょうか。