腸内環境が気になる人の和漢ハーブ!迷ったらこれを摂れ!
和漢ハーブには様々な効果や効能があるので、どれがどう作用するのか分かりにくいですよね。また、同じものでも効果が何種類もあって何を摂ればいいのか疑問だと思います。そんなあなたに今回は腸内環境を上向きにする和漢ハーブをご紹介します。
カモミール
胃腸の炎症を抑える効果があります。炎症が起こるとうまく消化や吸収できないことがあり、排便の妨げになる場合も。また、ストレスを緩和する作用があるので、副交感神経を活発にし、便が排出されやすくなります。
ローズヒップ
ビタミンCが多く含まれているハーブ。腸内の善玉菌を増やす働きがあるので、便秘の根本的なアプローチをしたい方に。
フェンネル
食べ過ぎたものや飲み過ぎた後の消化不良を改善する働きがあります。特に良くかまないで飲む人にはおススメ。
ペパーミント
血行を良くするハーブ。また、腸内のガスを出しやすくする効果があるので、お腹のハリが気になる人にも。
以上が腸内環境が気になる人の和漢ハーブでした。
ハーブを摂るならティーにするのがおススメ!
ハーブを飲む時はティー(お茶)にして飲むのがおススメです。
理由はいくつかるのですが、やはり【水分】を同時摂取できるというのが大きなポイントです。
例えば、水分を取らないとたまりやすい便は硬くなってしまい、中々外に排出することができません。また、血液のドロドロにも水分不足が関係してきます。水分が不足すると新陳代謝が低下してしまい、老廃物を外に出す動くが鈍くなってしまうからです。
こういったようにハーブをお茶で飲むことはメリットが多いので、ハーブティーで楽しんでくださいね^^
最後に注意点ですが、ハーブティーは冷たいものよりもお湯で煮だしたもののが方が腸に負担をかけないのでおススメですよ。
プランタゴ・オバタと下剤などの薬の違いって?
プランタゴ・オバタとは食物繊維の一種ですので、副作用がありません。しかし、下剤などの薬になると何かしら副作用があります。
例えば刺激性便秘薬に配合されている、センナやアロエ、大黄などの成分は長期的に服用することで大腸大腸メラノーシスという症状を引き起こしてしまいます。
これは長期的に用いることで腸がこの成分が出す刺激に慣れてしまい、逆に便をうまく排泄することができなくなる症状です。
こういったこともあるように、プランタゴ・オバタと下剤などの大きな違いというのは、副作用があるかないか?になります。もちろん、薬と言うだけあって即効性はありますが、後々の身体のことを考えると多用するのは考え物ということですね。
女性の便がカサカサになってしまう原因!
女性というのは色々な要因で便がカサカサになってしまうので、どれか1つではなく複数の原因を疑うようにしましょう。
・貧血
・補正下着
・骨盤の歪み
・ホルモンバランスの変化
貧血
経血によって鉄分が不足しやすいですが、血液が不足すると身体全体に行き渡りにくくなり、その結果乾燥した便になりやすいのです。
補正下着
締め付けが強い補正下着は血行が悪くなる原因です。また、締め付けが強すぎることでストレスを感じてしまい、腸の働きが悪くなるの関係してきます。
骨盤の歪み
姿勢が悪い状態も原因になりますが、出産などを経験することで骨盤が歪んでしまいます。特に便秘症には骨盤がズレている人が多いようです。
ホルモンバランスの変化
月経によってホルモンバランスが変化してきます。それにより出やすい時期、出にくい時期などがあったりします。こういったことでカサカサになってしまうこともあります。
カサカサの便は水分不足だけが原因じゃない!?
カサカサしている便というのは、一般的には水分不足が原因と言われています。しかし、それだけではない可能性があります。
特に冬場なんかは水分を摂ることでオシッコが近くなってしまう人がいますが、これって腸が水分を吸収できずに排出していないので意味がない行為ですよ。
水分摂取が悪いというわけではなく、摂り過ぎた水分が意味ないということですよ^^
では、なにが原因かというと、【水溶性食物繊維】が不足しているのが原因です。
水溶性食物繊維とは、ワカメやメカブなど主に海藻類に含まれている食物繊維のことですが、この食物繊維には便に水分を与え柔らかくする働きがあります。
しかし、年齢による食物繊維の摂取量を見ても年々下がってきていますし、食物繊維には不溶性と水溶性の2種類あると未だに知らないともいるので、水溶性食物繊維というのは不足しやすいのです。
20代でも多くなっているお腹の膨満感の原因は何!?
食生活やストレスなどから20代でも多くなっているのが、お腹がハリを感じる膨満感の症状です。この症状はどうして出てくるのか詳しい原因もみていきましょう!
膨満感になる4つの原因!
- ・腸内にガスが入ってくる
- ・ガスを過剰に生産してしまう
- ・ガスが排出されにくい
- ・便がお腹に溜まっている
大きくわけるとこういった原因が考えられます。それでは1つずつ確認していきましょう。
腸内にガスが入ってくる
腸内の数は空気を飲み込んでしまうことが原因です。呑気症ともいわれる症状ですが、早くいや緊張のし過ぎて自律神経のバランスが崩れている人などに多いのが特徴です。
通常の人でも空気を吸い込んでいますが、呑気症の人はその空気が入る量が多いということですね。
ガスを過剰に生産してしまう
こちらは食べ物が原因でガスが発生してしまうというものです。例えば消化が悪いものであったり、甘いもの、お米や芋類などのでんぷん質を摂るのもガスが生産されやすく、お腹にハリを感じてしまうことになります。
ガスが排出されにくい
ちょっと難しい言葉で書くと腸内ガス排泄低下と言われる症状です。こちらは胃腸の働きが悪くなることで、うまくガスを排出できない状態です。
例えば暴飲暴食で胃腸の働きが追い付いていない場合や、緊張によって自律神経が抑制され、胃腸がうまく動けていないなど、正常な働きができていない時になりやすいのです。
便がお腹に溜まっている
便がうまく排出されていない状態、つまり便秘症の状態ですね。腸内に残った便がお腹を圧迫することにより、膨満感を感じてしまう原因になるのです。
第2類医薬品で便秘症におススメなものは?
第2類医薬品で便秘症におススメなのは【トランジット】という便秘薬です。
こちらは成分がすべて植物性だけで作られているので、ケミカルな成分が苦手な人に人気があるようです。また、自然な排便を目的に作られているので、今までに便秘薬を飲んで腹痛などを経験したことがある人にはおススメです。
特に便秘薬では珍しく食物繊維の力を借りて排便を促すので、自然にどっさりを感じたい方に合っている第2類医薬品です。
センノシドが含まれるダイエットティーが大腸に与える危険性!
ダイエットティーやデトックスティーなどに含まれる成分として多いのが、センノシドといわれる成分です。
こちらはセンナという生薬から取り出した成分なのでも元は植物になります。生薬と効くとなんだか身体に良さそうですが、続けて飲むことで身体に副作用が出てしまうことがあります。
それが大腸メラノーシスという症状で、飲み続けることによって大腸がうまく働くなり、便を自分で排出できなくなるというものです。
このセンノシドというのは即効性があるので、あまりにもひどい便秘の場合は効果を実感することができます。しかし、長期的に連続して使用することで、腸が慣れてしまい、さらに強い成分でないと効果がなくなってしまうのです。
そうして、徐々に強い成分を求めることによって、自分で便を排出することができなくなります。便が詰まることによって様々な病気になる可能性もあるので恐いですよね。
ちなみにセンノシド以外にも同じような働きをする、アロエやダイオウなども要注意です。