お腹が弱い人はこの食べ物に注意!暴飲暴食することで下痢になるかも!
[多量に摂取すると下痢になる食べ物]
下痢は便中に含まれている水分が90%を超える状態を意味します。ここで、下痢になりやすい食べ物があります。その1つに不溶性食物繊維という水に溶けない性質の食べ物を指します。
代表例に、
ゴボウ・アボガド・カボチャ・筍・ いんげん豆・さつまいも・干しシイタケ等があります。
このような不溶性食物繊維は水を吸収すると膨らむ性質があり故に腸を刺激を刺激してしまいます。これらを短時間で多量に摂取(暴食)してしまうと腸の蠕動運動が過剰になりそれに伴い便の排泄も活発になり下痢を生じます。
[アルコールなどの冷たい飲み物・冷たい食べ物が腸に与える影響]
熱燗は除き、アルコールやソフトドリンクには冷たい飲み物が多いです。夏の暑い季節に脱水症予防として冷たい飲み物を一気に飲む場面が多いでしょう。
しかし、冷たい飲み物を急激に摂取することは腸の蠕動運動を過剰に活発化させてしまい、腸内での内容物の輸送時間が極端に短くなり水分の吸収が追いつかずに下痢を引き起こしてしまいます。
[キシリトールと下痢の関係について]
虫歯予防としてキシリトールガムを摂取する人がいます。一方で、キシリトールには、小腸で吸収・消化されにくい性質があります。
キシリトールは腸の壁から水分を吸収しようとする力が強いので、結果的に便中に水分が多く含まれてしまい下痢に至ります。成分表示に
「多量に摂取するとお腹がゆるくなる場合があります」と記載されているのは、その理由によるものです。
[暴飲暴食したことで生じた下痢の治し方について]
まずは、半日から1日は胃腸を休ませる目的で食事はなるべく取らないようにすることです。また、下痢をすると脱水症を引き起こしやすいので、常温または暖かい飲み物をゆっくりと飲みましょう。
過激な運動は避け、可能なら身体を安静にすることが大切です。下痢は誰もが一度は経験する症状なので、日頃から暴飲暴食を避けることを心掛けましょう。