不眠や夜眠れないのは腸内環境が乱れているせい?
不眠や夜眠れない原因が腸内環境にあると言われると、かなり以外だと思うかもしれませんが、最近の研究では腸内環境によって睡眠を促すホルモンである【メラトニン】という物質が分泌されることにより、睡眠できるかどうかを決めているということが分かっています。
メラトニンが腸内環境の乱れとどう関係するか?の前に、まずはこのメラトニンについてみて行きましょう。
メラトニンとは?
メラトニンとは睡眠に関わるホルモンのことで、脳と腸で作られるセロトニンという物質が変化することにより作られるものです。
このセロトニンの原料となる【トリプトファン】という必須アミノ酸は、体内では生成することができず、主に食べ物から摂取する必要があります。
ちょっと、分かりにくいと思いますのでまとめると・・・
メラトニンができるまで
トリプトファンを摂取する
↓
セロトニンが作られる
↓
メラトニンに変化する
簡単にまとめるとこういった感じですね。
で、腸内環境がなぜ関係しているのか?というと、腸内細菌がトリプトファンを分解することによって、セロトニンが作られるのです。睡眠ホルモンの前段階となる物質ですね。
腸内環境が悪いとどうなるの?
腸というのは消化や吸収、そして栄養を身体の隅々まで届ける働きがあります。しかし、腸内が乱れていることで、消化や吸収といった働きが低下してしまいます。
これを先ほどの睡眠ホルモンが分泌されるまでの流れと合せてみると、メラトニンを作る上で必要なトリプトファンを摂取しても、セロトニンがうまく作られないということです。
便を出すことが腸内環境の改善に?
便というのは長く腸内に留まることで腐敗してしまい、老廃物や毒素などで身体に悪影響を与える原因になってしまいます。
もちろん、腸内もこの餌食になり、便が長い時間あることで腸内に悪影響を与える悪玉菌という菌が増えてきます。
この菌が増えると消化吸収の機能が低下したり、さらに便が出にくい体質になり、腸内環境がさらに悪化・・・という負のループに入ってしまいます。
ですので、まずはこの負のループを崩すためにも、お通じ回数を増やすことを意識した方が良いでしょう。
キャンデト茶というものでしたら、お茶感覚でスッキリを実感できるので、始めやすいのではないでしょうか。