下痢体質の未来を左右する!身体を冷やしてしまう食べ物!
これから暑くなる夏場を迎えた季節でも、冷たい食べ物や飲み物をたくさん食べたり飲んだりした事が原因で下痢を起こしてしまう事があります。
小さなお子さん等の場合には、冷たいアイスやジュースを食べ過ぎ飲み過ぎ等の経験をお持ちだと考えます。
この下痢は身体を冷やしてしまう食べ物が原因とされております。ではどの様な食べ物が身体を冷やしてしまうのか調べていましょう。
【身体を冷やしてしまう食べ物や飲み物】
身体を冷やしてしまう食べ物と言えば、先ず良く言われている物に夏野菜が上げられます。主な物としては、キュウリ、トマト、ナス、キャベツ、ほうれん草等が上げられます。
又果物も身体を冷やしてしまう食べ物として上げられ、スイカやバナナ、梨、柿、グレープフルーツ等があります。
これらの野菜や果物は、生で食べる事で身体を冷やしてしまい、夏場等にはサッパリと生野菜でサラダ等を作ってお召し上がりになる場合が多くなりますが、実は身体を冷やしてしまう可能性が高くなります。
又、海産物では、カニ、アサリ、しじみ、たこ等が上げられます。海産物の場合には生で食べるより加熱して食べる場合が多いと考えられますが、それでも身体を冷やしてしまう場合があります。
飲み物で身体を冷やしてしまう物としては、ビール、白ワイン、ウィスキー、コーヒー、牛乳等が上げられます。特に冷たい牛乳は飲んだ直後からお腹がギュルギュルと鳴る人も多いと考えます。
【身体を冷やしてしまう食べ物を身体を温める食べ物に変える】
身体を冷やしてしまう食べ物には実は栄養価の高い食べ物が多く含まれており、私達の身体の健康を維持して行く為には必要不可欠な物が非常に多い事が判ります。
その為に食べる事によって身体を冷やしてしまうのでは無く、身体を温めてくれる食べ方に変えてく事が必要になってきます。
夏野菜等は生食のサラダ等にするのでは無く、茹でたり煮たり炒めたりする事で、身体には優しい食べ物に変化させる事が出来ます。
果物の場合には、食べる量を少し減らす事で身体が冷やされて行くのを抑える工夫が必要です。又小さな子供が大好きなアイスクリームやかき氷等は、一度に食べる量少なくして上げる事も必要です。小さめのアイスクリーム等が有れば良いです。
そうだったのか!水っぽい泥状便が起こる理由!
便秘や腹痛などお腹の調子で悩んでいる方は多いと思いますが、特に下痢がひどい方ですと、トイレに駆け込まなければならないなど日常生活にも大きな支障が出てくる場合があります。消化が悪く水っぽい泥状便がよく出るという場合、その原因としてストレスが深く関わっている場合があります。
【ストレスで下痢が起こるわけ】
ストレスというのは心の問題だと思われがちですが、体の健康とも密接に関わっています。
ストレスでホルモンのバランスに変化が生じ、自律神経(交感神経、副交感神経)が乱れ腸の運動が過剰になるのです。こうなると大腸でうまく水分を吸収できず、そのまま泥状の便が出てきてしまいます。
腸内環境を整えるためには、食生活や睡眠などを改善することも大切ですが、毎日の生活の中でストレスを無意識に溜め込んでいないか見直してみましょう。
また、精神的ストレスで頻繁に下痢を起こす方の中には、過敏性腸症候群などの診断を受けている方もいます。「人前で何か発表しなくてはならない」とか「またお腹を壊してしまうのではないか」など、緊張したり心配事があると必ずお腹を下してしまうなど、似たような経験のある方は一度専門家の診察を受けると良いでしょう。
【リラックスして腸内環境を整える】
ストレスによる下痢の改善には、まずストレスを溜めやすい環境を改善することが一番です。お金をかける必要はありません。
ちょっとした楽しみを見つけたり、睡眠時間を一時間でも良いので長くしてみましょう。また、普段から消化の良い食事を心がけ、暴飲暴食を控えなくてはなりません。
休息ばかりでなく、適度な運動もストレス発散になりますので、ウォーキングや軽いジョギングなどを取り入れてみましょう。仕事や家事でどうしても運動する時間のない方は、朝起きたときや、寝る前にストレッチで体をほぐすのもおすすめです。
できるところからで良いので、毎日少しずつ腸内環境を改善していくことが大切です。
下痢の原因は豚の角煮かも?脂肪が下痢に繋がるって本当?
その名の通り、脂肪のとりすぎなどによる、消化不良が原因で起こる下痢です。たとえば、豚の角煮を食べるとおなかを下してしまうことなどがそうです。他にも、生クリームや天ぷらなどで同様の症状が出る場合があります。
「脂肪便」と呼ばれる、脂が浮いているような便が出ることが特徴です。白っぽい便が出る場合もあるので、普段の便とは何か違うな、と感じやすい便です。
こういった便が出ているときは、脂肪性の下痢を疑ってみるとよいでしょう。
【脂肪性の下痢になる原因は?】
前述のとおり、脂肪の消化不良によるものです。それにより、本来消化されるべき糖分なども消化されにくくなり、便として出てしまうことになります。
先ほどの豚の角煮のように、脂肪分を大量に摂取した場合はもちろんですが、脂肪を分解する消化酵素の分泌が滞った場合にも、脂肪性の下痢になる可能性があります。
脂肪を分解するのは、すい臓から分泌されるすい液に含まれている「リパーゼ」という成分です。そのため、慢性のすい炎などですい臓の働きが鈍ることが、脂肪性の下痢を引き起こす一因となります。
【脂肪性の下痢になったら】
脂肪の消化不良が直接の原因ですので、消化酵素剤を服用することで解消できます。また、下痢止めも効果があります。
ただし、脂肪分を大量に摂取してしまったわけではない場合、慢性すい炎の可能性があるので、今後も少し脂肪を摂取しただけで下痢になってしまうかもしれません。
そのため、慢性すい炎かもしれない、と感じた場合は医者に診てもらい、指示を仰ぎましょう。
【脂肪性の下痢を防ぐには?】
いくら脂肪をとったからといって、下痢になるかどうかは個人差があります。やはり、腸内環境の良しあしが重要になってきます。
アルコールやジャンクフードなど、健康に悪い食べ物の摂取を控えたり、腸内に善玉菌を増やすためにヨーグルトなどを習慣的に食べるようにしたり、という工夫が大切です。
付き合いや接待が下痢の原因に!腸が疲労する状態って何?
付き合いや接待、イベントが重なると、つい食べ過ぎ飲み過ぎになってしまいます。すると、おならが臭くなったり便秘や下痢になったりしませんか。それは腸の機能が低下しているからかもしれません。
【腸疲労って何?】
食べ過ぎや飲み過ぎは腸に負担をかけてしまい、「腸疲労」の状態になります。腸が疲れると、食べた物を消化吸収する機能や水分を吸収する機能、便を排出する機能が低下します。
食べた物を消化吸収する機能が低下すると腸内環境が悪化しますし、腸の蠕動運動が抑制され便秘になってしまうのですが、水分を吸収する機能の低下によって便の水分量が増し、下痢になってしまうこともあるのです。
また、腸はストレスの影響を受けやすい臓器であるため、ストレス過多の状態が続くとさらに疲労が増大します。
【腸の疲労を回復する方法】
腸の疲れをとり、下痢を改善するにはどうすれば良いのでしょう。腸を休ませてあげること、そして腸の機能を回復することです。
そのために効果的な方法をご紹介します。
まずは、断食です。胃腸に負担がかかると自立神経のバランスが崩れ、腸内環境が悪くなります。
腸は常に働き続けていますので断食で腸を休ませてあげましょう。忙しい現代人には半日~1日のプチ断食がおすすめです。食事をファスティングジュースやヨーグルトに置き換えるだけで腸疲労回復効果があります。
そして、冷たい物を控え温かい飲み物で水分補給を行いましょう。冷たい物は腸の働きを抑制します。また、水分は消化吸収に欠かせない物ですので、白湯やお茶などで充分な水分を摂取してください。
次に、睡眠です。睡眠を充分に取ると腸の疲れだけでなく体の疲れも取ってくれます。質の良い睡眠を取るにはストレスマネジメントも大切ですよ。
それから、消化に良い物を食べることです。外食が重なると肉や油っこい物が多く偏りがちになってしまいます。胃腸の負担が大きくなりますので控えるようにしましょう。
白っぽい水下痢に嘔吐がある場合とない場合!その違いって!?
【白っぽい水下痢に嘔吐がある場合】
水のような下痢が続き便の色が白くなる一番の原因はウィルスに感染している場合が多いです。有名なのが「ロタウイルス腸炎」です。
水のような多量の下痢をして便が白っぽくなることから白色便性下痢症とも言われます。ロタウイルスに罹った場合は激しい嘔吐も一緒に起こります。始めに下痢が出て、嘔吐が出て、しばらくすると白色便が出るのがロタウイルス腸炎の特徴です。
ロタウイルスの感染で便が白くなるのはウイルスを早く体の外へ排出しようと腸の運動が異常に亢進してしまうため、胆汁の生産や分泌が追いつかない為に白い下痢になってしまうと言われています。
【白っぽい下痢に嘔吐がない場合】
ロタウイルスは白っぽい下痢と同時に激しい嘔吐が起こるのが特徴ですが、白っぽい下痢が起こる症状として、消化不良を起こしている場合に白い下痢になることがあります。
これは、消化酵素である胆汁が便に出ていかないことで、胆汁の出口が塞がってしまう胆管閉塞や膵臓の酵素がうまく出ない慢性膵炎を引き起こしている場合に白っぽい下痢を引き起こしてしまうことがあります。胆汁が正常に分泌されないことで便が白くなってしまいます。
胆汁が正常に分泌されない原因として、病気が隠されている可能性もありますので要注意です。そのため、白い便が数日で改善せず、長く続いてしまっている場合は病気を引き起こしてしまっている可能性があると言えます。
胆管に原因がある場合、白い下痢以外の症状として背中やみぞおちに違和感があったり、酷い場合は疝痛発作という転げ回るほどの激しい痛みが現れることもあります。
膵臓の病気が原因で膵臓が大きく腫れ上がってしまうことによって、隣にある胆管が圧迫されて胆汁が詰まってしまい便が白くなることがあります。酷くなると膵臓がんを引き起こしてしまう可能性もあります。
【白い下痢が出た場合の対処法】
白い下痢はロタウイルス腸炎に感染した場合が多いと言われています。基本的には、下痢が続く時の対処法と同じで構いません。
こまめに水分補給をし、白湯やお茶、スポーツドリンクなどを少しずつ何度も分けて飲むようにして、お粥やうどん、野菜スープなど消化の良い食事で胃腸に負担をかけないようにすることも対処法として有効と言えます。
ロタウイルスは感染力がかなり高いウイルスなので、手洗いの徹底と排泄物や吐しゃ物の適切な処理が重要です。消毒には次亜塩素酸ナトリウムが有効です。
ロタウイルス感染が原因の白い下痢であれば、長くても1週間ほどで良くなります。それ以上続いてしまう場合は他の病気が原因と考えられるので、消化器科等で適切な診察を受けることをお勧めします。
なぜ胃痛と下痢が同時に起きる?その知られざるメカニズムとは?
胃痛と下痢が同時に起こる原因は摂取した食物が消化器官を通過する順番を考えると理解しやすくなります。
つまり胃がきちんと機能しておらず消化不良を起こして消化されていない食物が腸に達すれば、腸にも負担がかかり悪影響を及ぼすのです。
このため胃痛と下痢が同時に起こることが多いのです。また同時に吐き気や嘔吐を伴う場合もあります。
【胃痛の原因】
胃痛は胃の粘膜が荒れていることにより起こりやすくなります。粘膜が荒れると胃の消化能力が低下します。原因は冷たいもの、辛いもの、アルコールやカフェインなど刺激のあるものを過剰に食べたり、飲んだときまた、喫煙やストレス、疲れさらには胃の粘膜を荒らす成分を含む薬を服用したときなどが考えられます。
胃の粘膜が荒れている状態では胃は本来の消化機能を果たすことができませんので、食事を控え胃をよく休ませることが必要です。絶食が難しい場合には消化のよい食物を摂取することを心掛けましょう。また、刺激物を避け、喫煙も控えることが重要です。
ただし、食事を摂ると胃痛が治まる場合は胃酸過多や十二指腸潰瘍が疑われますので、必ずしも絶食が正しいわけではありません。
【下痢の原因】
下痢の原因を解消するには腸内環境を整えることが重要です。腸内環境を整えれば下痢だけでなく多くの病気を防げるかもしれません。
腸内環境を整えるには腸内細菌のバランスを整えることが重要です。つまりよく言われる腸内善玉菌が増えやすい腸内環境作りを心がけるということです。
かつて風邪は万病の元と言われていましたが、現代では病は腸からと言われるほどです。腸は人体の免疫細胞の約7割が集中する免疫器官です。また、神経細胞が集まって自律神経を左右していて、これは脳に匹敵するほどです。
腸は消化吸収や便をつくるだけにとどまらず、生命の根源となる様々な機能を担っているのです。つまり、腸内細菌のバランスを整えることは下痢を改善するだけでなく、健康を保つ秘訣でもあるのです。
梅干しの知られざる下痢への効果!その秘密を大公開!
あなたは梅干しが下痢に効果があると聞いたことはありませんか?それは、梅干しに含まれるクエン酸が腸内の悪玉菌に働きかけ繁殖を抑制してくれるからです。
今回は、そんな梅干しの秘められた力をご紹介したいと思います。
【梅干しの力①整腸作用】
前述したように、梅干しに含まれるクエン酸は悪玉菌を抑制する働きがあります。詳しく説明すると、悪玉菌は腸内環境が悪化していることを指す「アルカリ性」の状態で繁殖します。
そこにクエン酸である「酸」が入ることで腸内環境が「酸性」になっていくのです。腸内環境が酸性になると善玉菌が活性化するので下痢などの症状も治まるのです。
他にも梅干しの酸っぱさは、唾液や胃液などの分泌を促すことから消化不良も改善されると言われています。
【梅干しの力②殺菌作用】
昔は、お弁当に梅干しという日の丸弁当がよく見られました。実は、それにはしっかりとした理由があり、梅干しがもつ殺菌作用が食中毒を予防してくれているのです。この働きもクエン酸によるものです。
現代は、梅干しだけでなく梅を煮詰めた梅肉エキスもあり、梅を何時間も煮詰めて作ったものなので、梅干しの成分も何十倍にも凝縮されています。
梅干しの塩分が気になる方は梅肉エキスがおススメです。
梅肉エキスはお湯で溶いてドリンクにもなりますし、ご飯に混ぜる混ぜご飯にも利用できます。
他にも梅干しの殺菌力は、胃潰瘍や胃がんを引き起こすピロリ菌も死滅させる働きをもっています。
しかし、さすがの梅干しも効果がない病気があるのです。それが、ノロウイルスやロタウイルスなどの腹痛や嘔吐も伴う嘔吐下痢症の下痢です。
【梅干しが効かない嘔吐下痢症とは】
ノロウイルスやロタウイルスはとても酸に強く、梅が含んでいるクエン酸が効きません。ノロウイルスやロタウイルスには塩素系の消毒をすることが重要なのです。
しかし、もしもノロウイルスやロタウイルスに感染した時、感染後にはなっても梅干しはミネラルの補給と酸の補給ができ悪化してしまった腸内環境を整える働きがあります。