白湯での便秘ケアは効果がない?知らないと損する原因の知識!
みなさんは便秘で悩んだことがありますか。便が出ないと体もなぜかすっきりしないですよね。
そんな便秘に白湯が効果があると聞きますが、本当に効果があるのでしょうか。今回はすべての便秘の原因に白湯は効果的なのか調べてみました。
【なぜ便秘が起きるのか】
便秘が起きる原因として、さまざまは理由がありますが代表的な物を挙げるとするならば、水分や食物繊維の摂取量の低下、ストレスや睡眠不足による自律神経の乱れ、運動不足、腸内環境の悪化などが挙げられます。
【便秘にも種類があるのか】
便秘には大きく2つのタイプに分けることが出来ます。生活習慣や自律神経の乱れにより腸の運動が低下して引き起こされる機能性便秘と疾患によって生じる器質性便秘です。
また機能性便秘の中でもさらに3つのタイプに分類することができます。
弛緩性便秘
まず1つ目は弛緩性便秘といい、運動する機会が少ない人や高齢者などに起こりやすいとされており、運動不足による腸の活動性低下や高齢により腹筋の筋力が低下することにより直腸に便が溜まってしまいがちです。
けいれん性便秘
2つ目に痙攣性便秘です。痙攣と名前の通り、ストレスなどで腸が痙攣していまい上手く便を直腸まで運べない症状のことを言います。ストレスを多く抱えている人によく見られる症状で腹痛を伴うのが特徴とされています。
直腸性便秘
3つ目に直腸性便秘です。これは何か腸に問題があるというわけではなく便意を我慢してしまったなど無理に便を我慢してしまった時に生じやすいとされています。
【白湯は本当に便秘に効果があるのか】
ここで本題の白湯と便秘について説明します。まず白湯を飲むといいと言われている理由としては、まず水分を摂取することで便に水分が行き渡り柔らかくなりやすい、また温かい白湯により便が溶けやすくなり、さらに腸内の温度が上昇して代謝も向上するとされているため便秘解消の効果が出やすいのです。
【どのタイプの便秘に白湯は効くのか】
以上、便秘のタイプと白湯の特徴から、便秘のタイプの中でも弛緩性便秘と直腸性便秘には効果があるということが分かります。
なぜなら痙攣性の場合はまず便秘の原因となっているストレスを取り除く必要があるからです。また器質性便秘は腸内の疾患をはっきりさせてその疾患を治療することで便秘が回避できるからです。
【まとめ】
今回、白湯は便秘に効果があるのか調べてみましたが、運動不足や食事など毎日の生活の乱れが原因で生じてしまっている便秘に対しては白湯がとても効果があるということが分かります。
みなさんも便秘になったときはまずは自分はどのタイプの便秘に当てはまるのか確認してから正しい便秘解消法を探してみて下さいね。