知らないと損?急な下痢時に活躍する即効性ツボポイント!
ストレスや緊張を感じた時に下痢をしたことはありませんか?そのような下痢を何とかしたい時に即効性がある対処法が実は「ツボ」なのです。次にあげるツボを刺激すると下痢に効果があるとされています。
ツボ押しのポイントは、
- ①親指のはらの部分をツボに押しあてる
- ②強さはやや強めで、ほど良く刺激を感じる程度
- ③ひと押し3~5秒でゆっくり離し数分間行う
- ④左右対称にあるツボは左右セットで押す
- ⑤ツボを押す時は息を吐きながら行い、力を抜く時は息を吸うことを押さえておきましょう。
【合谷(ごうこく)】
手の甲の人差し指と親指が合流する辺りの人差し指側の骨の縁辺りです。押し込むとちょっと痛むくぼみです。万能なツボと言われるほど、下痢以外にも便秘や頭痛、肩こり、歯痛みにも効果があります。
【下痢点(げりてん)】
手の甲の中指と薬指の骨が合流した指で押し込める部分です。下痢点と言う名の通り、下痢に即効性があるツボです。
【梁丘 (りょうきゅう)】
足を伸ばして、膝に力をいれた時にできる外側の溝の辺りで、膝のお皿の外側から上に向かって約6㎝の部分のツボです。
【足三里(あしさんり)】
膝のお皿の下にあるくぼみから外側へ指4本分下がったところにあるツボです。
【裏内庭 (うらないてい)】
足の裏の人指し指と中指の間の付け根のふくらみがある部分で、少し人指し指よりの部分のツボです。【関元(かんげん)】おへそから約9㎝下のツボです。
【天枢 (てんすう)】
おへその外側に約6㎝のツボです。ストレスや緊張は意識でコントロールできない自律神経の働きを乱し、腸の働きも乱れ下痢になるとされています。
今回紹介した下痢に効果的なツボを覚えておき、いざという時試してみてください。また、下痢に効果的なツボだと知っておくことで、ツボ押しをした際に「下痢に効果がある」と考えられることでストレスや緊張を和らげることもできます。
また、下痢は多くの水分が排出されます。どのような原因の下痢であっても水分補給はこまめに行い脱水状態にならないように注意しましょう。
こんな下痢の臭いは危ないかも?気を付けたがいいのはこれ!
【下痢の臭いで予想される原因とは】
下痢で酷い悪臭や異臭、刺激臭がするときは注意が必要です。便が水っぽくて腐ったような臭いがする場合は、原因として食中毒、赤痢、潰瘍性大腸炎などが予想されるので病院で診てもらうことをお勧めします。
【では、下痢でも臭いが無かったら安心なのか】
臭いが無い場合は腸内細菌が消えている可能性があります。長い間抗生物質を飲んだ後は腸内細菌まで死んでしまうことがあるので、便が臭わないからといって安心してはいけません。また、肝臓や胆のうに障害があってたんぱく質が充分に分解されていない時にも臭いがつきません。
【下痢のキツイ臭いの解消方法とは】
下痢に強い臭いがあるのは悪玉菌が多いことで腸内環境の乱れが原因と言われています。
悪玉菌を減らすには生の果物を摂取すること、ファーストフードを避けること、睡眠時間をきちんと確保すること、軽い運動をすること、ストレスを溜め込まないことが挙げられます。
これらのことを心がけることで悪玉菌を減らし、強い臭いを解消してくれることにつながります。
【善玉菌を増やす食べ物を食べて臭いを解消】
善玉菌を増やす食べ物として納豆、キムチ、バナナが挙げられます。善玉菌を増やす食べ物を意識して摂取することと規則正しい生活をすることでキツイ下痢の臭いを改善につながります。
下痢に強くキツイ臭いがあるのは食中毒などの病気の可能性も否定できませんが、普段の生活習慣で腸の中に悪玉菌が増えているからということも予想されます。
悪玉菌はファーストフードや夜更かしといった不規則な習慣、運動不足といった生活習慣で下痢が引き起こしやすくなるだけでなく、ニオイを強くしてしまうのです。下痢の臭いを強くする悪玉菌を減らすには善玉菌を増やすことが有効です。
善玉菌はオリゴ糖を含む食品や善玉菌自体が多く含まれている発酵食品を積極的に摂ることで臭いを改善することができます。
下痢の臭いが強い場合は生活習慣の乱れや何らかの病気が隠されている可能性があるので、臭いがいつもと違うと思った場合は原因解明のため病院の受診をしたり、生活習慣の改善をお勧めします。
下痢体質の人は知っておきたい食品添加物が配合されている物!
【下痢を引き起こしやすい食品添加物にはどういったものがあるのか】
市販のハムやソーセージ、ベーコンなどに使用されている「亜硝酸ナトリウム」が下痢の原因になる可能性が高い食品添加物の一つと言われています。胃腸を刺激してしまうことで下痢を引き起こしてしまうだけでなく、酷いと嘔吐してしまうことがあります。
それ以外にも下痢を引き起こしやすい食品添加物として「カラメル色素」「ブドウ糖多糖」「デキストラン」「増粘剤」「安定剤」「ゲル化剤」「酸化防止剤」「カフェイン」「膨張剤」「かんすい」「PH腸製剤」「乳化剤」「膨張剤(ミョウバン)」「塩化カリウム」「色調安定剤」が挙げられます。
これらの食品添加物も下痢を引き起こしたり、消化管を刺激したり、嘔吐症状、腹痛、胃腸障害といった腸内環境に悪影響を及ぼしてしまうものと言われています。
【食品添加物による下痢を改善する方法】
下痢を引き起こしやすい食品添加物を避けることが大切でありますが、普段の食事で利用する食材に含まれている添加物のため、全てを排除するのは難しいです。食品添加物は身体に良いものではありませんが、気にしすぎてしまうのも良くありません。
食品添加物によって下痢を引き起こしてしまうのは、下痢を引き起こしやすい食品添加物が多く含まれている食べ物を過剰に摂取し続けていることが原因です。1日の目安量を守れば下痢など身体に悪影響を与えることは少ないですが、食品添加物を多く体内に入れてしまうことで、腸に刺激を与えてしまい、腸内環境が悪化することで下痢を引き起こしやすくしてしまうのです。よって、下痢を引き起こしてしまいやすい食品添加物を多く摂取しすぎないことが下痢を改善し予防する上で大切なことと言えます。
食品添加物の過剰摂取は胃を傷つけ、下痢など身体に悪影響を及ぼしてしまうものであることを知って、食品を選ぶようにすることも食品添加物による下痢を予防することにもつながると言えます。
手足が冷え性の人と下痢との関係!その秘密のメカニズムとは?
突然やってきて私たちを悩ませる「下痢」。実は、手足が冷えやすい人は下痢を起こしやすいということが分かってきました。今回は、何故手足が冷える人は下痢を起こしやすいのか、またその対処方法をご紹介したいと思います。
【手足が冷えてる方が下痢になりやすいメカニズムとは】
私たちの体は、私の体を守ろうと自然に働きます。そのため、冷たい物を食べたりしてお腹が冷えた時に、冷えたお腹を温めようと体は反応します。その方法が、手や足から熱が体外へ排出されるのを止めお腹周り部分を温めようとするものです。
このため、下痢の時に手足が冷たく感じる時があるのですね。さらに、温かくなったお腹は大腸を活発に動かすことができます。その結果、便がより運動できるようになり下痢になってしまいます。
【下痢の対処方法】
冷えからくる下痢の対処法としては温めることが一番です。下痢なのでお腹を温めがちですが、手足など冷えている場所を温めるとより効果的です。
首回りや足元、手足の指先など全身を温めましょう。また、繰り返し下痢を起こさないためには食生活の見直しも効果的です。
暴飲暴食や油っこい食事や香辛料などの刺激が強い食事は下痢の原因になります。冬が旬のかぼちゃやネギなどの食材には体を温める力があります。そして、下痢によって多くの水分が排出されているので水分補給もしっかり行いましょう。
この時、硬水のミネラルウォーターを飲むとかえって下痢を悪化させることもあります。硬水のミネラルウォーターに含まれているマグネシウムが便の水分量を増やしてやわらかくし、便通を良くする効果があるのです。飲む水分にも気をつけましょう。
【冷えがもたらす症状】
冷えなどで体温が下がってしまうと下痢だけでなく様々な体の症状が起こります。
例えば、頭痛やむくみ肩こりなどですがさらに悪化してくると免疫力が低下し、風邪やインフルエンザをひきやすくなったり、生理不順や生活習慣病などを起こすとも言われています。手足の冷えや下痢は体の不調のサインです。
一時的に温めるだけでなく、慢性的な下痢や冷え症、病気を発症させないためにも早期に改善することをおススメします。
なぜ生姜は下痢に良い時と悪い時があるの?その秘密を徹底暴露しちゃいます!
冷たい食べ物を食べ過ぎて下痢になってしまったことはありませんか?実は、そんな時におススメの食べ物が生姜なのです。
生姜は体を温めてくれる働きがあるので、冷えからくる下痢には効果があります。しかし、効果があるからと食べ過ぎてはいけません。
生姜は食べ過ぎたり体質によっては下痢を余計に悪化させてしまうこともあります。
今回は、生姜で下痢になる人と下痢が改善する人の違いをご紹介したいと思います。
【下痢の種類】
一言に下痢と言っても原因は様々です。前述したように、冷えからくる下痢には体を温める働きがある生姜は効果が発揮されますが、ストレスによるものや薬の副作用で起こるものなどに生姜は効果がないでしょう。また、慢性的な病気の下痢も生姜ではなく病院での治療が効果的です。
【体質の種類】
では、冷えから下痢の時誰にでも生姜が効果があるかと言うと、残念ながら控えた方が良い方もいらっしゃいます。
①胃腸が弱い方
胃腸の弱い方には生姜が刺激となり、腹痛や下痢、胸焼け、嘔吐の原因となる場合があります。さらに生姜には消化を良くする成分が含まれているため、過剰に摂取することで腹痛を起こしたり、下痢を悪化させることもあります。
②妊娠中の方
生姜は、つわりにも良いとされているため妊婦さんにとって摂取したい食べ物ですが、過剰に摂取すると胎児に悪影響があり流産をする恐れもあるとされています。
③冷え性の方
生姜は体を温めてくれるので、冷え性の方には効果的な食べ物です。しかし、生のままの食べる生姜には「ジンゲロール」という成分が含まれ体の芯の温度を下げ、表面の温度を温める効果があります。食べ方によってはさらに冷やしてしまうので、体を温めたい場合は、体の芯から温める「ショウガオール」を発生させましょう。「ショウガオール」は生姜に熱を加えるか乾燥させると発生します。
このように、生姜は体を温め体に良い食べ物ではありますが、下痢の場合下痢の種類や体質によっては摂取を注意しなければいけない食べものです。
また、刺激が強いこともあり過剰摂取には注意しましょう。1日の目安量としては、1日10gで、大人の親指の第1関節ぐらいの大きさと言えます。すりおろした生姜の場合は大さじ1杯弱が目安です。
食べ物は何にしても適量が良いと言えます。暴飲暴食も下痢の原因になるので、何でも適量を心がけ健康に過ごしましょう。
下痢の時に摂りたい生姜!さらにパワーアップさせる秘密の食材はこれ!
【下痢止めの効果が期待できる生姜にプラスしたいものとは】
生姜単体でも下痢止め効果といった下痢改善につなげてくれますが、生姜だけだと辛味などで食べ辛かったりします。そこで生姜と組み合わせて欲しいものがあります。それは「ハチミツ」です。
ハチミツは健康や美容に良いと注目されています。下痢の予防や解消に効果的です。下痢を引き起こしてしまう原因の1つとして冷えが挙げられます。
ハチミツと生姜を組み合わせることで、身体の内側から温めてくれ、代謝を上げてくれることで、腸内に溜まってしまった老廃物を排出し、下痢を改善する効果が期待できるのです。
【それぞれの効果を活かした生姜ハチミツドリンクで下痢改善効果を高める】
生姜が持つ血管の動きをスムーズにし、体内の血液循環を促して体温を上げる働きで、胃や腸などの消化酵素の働きを活発にして、消化不良を解消してくれる効果とハチミツが持つ善玉菌のビフィズス菌を増やす働きによって腸内環境を良くしてくれる効果による相乗効果より、腸内を温めて、消化を活性化させ、善玉菌を増やして腸内環境を整えてくれることでそれぞれ単体で摂取するよりもより下痢改善効果がパワーアップするのです。
生姜とハチミツを組み合わせたホットドリンクは手軽に作ることができます。生姜をすりおろし、ハチミツとお湯で割り、よく混ぜて完成です。
夏でも冬でもおススメできるドリンクで、お腹の調子が悪いなといった時に飲むと効果が期待できます。また、毎日継続して飲み続けることで腸内環境が改善されるので、下痢を引き起こしにくくしてくれます。よって、生姜とハチミツの組み合わせが下痢改善効果をアップしてくれる組み合わせであり、お互いが持っている良い働きを引き出してくれることで、単体よりも下痢に対して効果的に働いてくれると言えます。
生姜ハチミツドリンクを毎日続けることで下痢になりにくい体質へと改善することにもつながるので、この組み合わせはおススメできると言えます。
なぜ身体の冷えが下痢の原因に?対策するには?
梅雨に入り、じめじめとした季節とともに温度も上がり蒸し暑くなってきました。
そろそろエアコンを使い始めたという方も多いのではないでしょうか。自分の部屋なら、自分の体感温度に合わせ温度を調節できます。しかし、家族が一緒に居るリビングや大勢の同僚や上司に囲まれた職場ではそうもいきません。
エアコンが効いていても暑すぎたり寒すぎたりするでしょう。そこで辛いのが冷えです。汗っかきな上司に挟まれ、温度を上げれば汗臭く、仕方なく温度が下げればこちらが寒くなってしまいます。
そうなると夏なのに冷房の効き過ぎのため冷えから体調を崩しお腹を壊す方も少なくないのではないでしょうか。
【冷えるとなぜお腹を壊すのか】
そもそもなぜ冷えるとお腹を壊し、下痢をしてしまうことがあるのでしょう。人間の体は上手にできていて、体が冷えると体温を保つためそれ以上冷えないように抵抗します。下痢が起こる原因も体内の水分を排出しようと起こる現象です。
水と空気では水に触れているほうが温度を奪われるためです。プールや海水浴と一緒ですね。入っている間はなんともなくとも、上がった時に寒く感じてしまうのは皮膚に残る水分が体を冷やしているのです。
また冷えから内臓の働きが悪くなり、消化不良がおきることで下痢の原因ともなります。下痢だけではなく頭痛や肌荒れの原因ともなり、まさに冷えは万病のものですね。
【冷え対策には】
冷えた職場や通勤電車に乗っている間などに腹痛に襲われると気が気ではありません。どうやってお腹を壊さないように対処すればいいでしょうか。
それには冷やさないほかありません。以前、電車内で可愛らしいブランケットを膝にかけたスーツ姿のおじ様がいらっしゃいました。
そのように、どうしても自分で温度を調節できない場所では持ち運びできるブランケット、脱ぎ着が簡単なショールやカーディガンなどの羽織物が欠かせません。
また体内から体の冷えをとる温かい飲み物などもいいですね。利尿作用のあるコーヒーや緑茶などではない飲み物だとより効果的です。