梅干しの知られざる下痢への効果!その秘密を大公開!
あなたは梅干しが下痢に効果があると聞いたことはありませんか?それは、梅干しに含まれるクエン酸が腸内の悪玉菌に働きかけ繁殖を抑制してくれるからです。
今回は、そんな梅干しの秘められた力をご紹介したいと思います。
【梅干しの力①整腸作用】
前述したように、梅干しに含まれるクエン酸は悪玉菌を抑制する働きがあります。詳しく説明すると、悪玉菌は腸内環境が悪化していることを指す「アルカリ性」の状態で繁殖します。
そこにクエン酸である「酸」が入ることで腸内環境が「酸性」になっていくのです。腸内環境が酸性になると善玉菌が活性化するので下痢などの症状も治まるのです。
他にも梅干しの酸っぱさは、唾液や胃液などの分泌を促すことから消化不良も改善されると言われています。
【梅干しの力②殺菌作用】
昔は、お弁当に梅干しという日の丸弁当がよく見られました。実は、それにはしっかりとした理由があり、梅干しがもつ殺菌作用が食中毒を予防してくれているのです。この働きもクエン酸によるものです。
現代は、梅干しだけでなく梅を煮詰めた梅肉エキスもあり、梅を何時間も煮詰めて作ったものなので、梅干しの成分も何十倍にも凝縮されています。
梅干しの塩分が気になる方は梅肉エキスがおススメです。
梅肉エキスはお湯で溶いてドリンクにもなりますし、ご飯に混ぜる混ぜご飯にも利用できます。
他にも梅干しの殺菌力は、胃潰瘍や胃がんを引き起こすピロリ菌も死滅させる働きをもっています。
しかし、さすがの梅干しも効果がない病気があるのです。それが、ノロウイルスやロタウイルスなどの腹痛や嘔吐も伴う嘔吐下痢症の下痢です。
【梅干しが効かない嘔吐下痢症とは】
ノロウイルスやロタウイルスはとても酸に強く、梅が含んでいるクエン酸が効きません。ノロウイルスやロタウイルスには塩素系の消毒をすることが重要なのです。
しかし、もしもノロウイルスやロタウイルスに感染した時、感染後にはなっても梅干しはミネラルの補給と酸の補給ができ悪化してしまった腸内環境を整える働きがあります。