無駄に疲れやすいのは有害物質の蓄積が原因かも!知らないと恐い体内の知識!
疲れやすくなった、体がいつもだるいと感じることはありませんか?はっきりとした原因が分からず、体の疲れがとれないという方が少なくなりません。
通常であれば、たっぷりと睡眠をとったり、休息をとることで疲れはとれるといわれますが、原因によっては休息をとっても疲れがとれないことがあります。
その1つの原因には、体内の有害物質の蓄積が考えられます。今回は、有害物質の蓄積と疲れの関係性、そして、改善方法についてご紹介します。
【有害物質がなぜ疲れに関係するのか】
まず、有害物質がなぜ疲れを引き起こすのでしょうか?それは、体内で有害物質が無害な物質へと解毒することが、体内で大きな負担となり、エネルギーの産生に支障をきたすことがあるためです。
有害物質には、食品に含まれる添加物や、車の排気ガスに含まれる有害物質、そして、アルコールなどが挙げられます。これらの有害物質は、肝臓で解毒され、無毒化された後、体外で排出されます。この働きの他に、肝臓は食物から吸収された炭水化物やたんぱく質、脂質などの栄養素を、体内のエネルギーへと変換する働きがあります。
通常であれば、どちらの働きも同時進行で行われています。ですが、多くの有害物質が体内に入り込み、無毒化する必要性が増すと、解毒する働きが負担となり、エネルギー産生の働きが阻害されてしまいます。
そのために、栄養を十分に摂取していても、エネルギーとして変換されず、エネルギー不足、疲れやすさとして感じられるのです。
【蓄積されるとどうなるのか】
有害物質が蓄積されると、肝臓に大きな負担となりため、疲労だけでなく、様々な症状があらわれることがあります。
たとえば、脳へ栄養が行き渡らず集中力の低下や日中の眠気が考えられます。また、女性であれば、血行不良となることで、むくみやニキビなど肌トラブルが起きることが考えられます。
【その改善方法】
有害物質の蓄積による疲れを改善するためには、肝臓を休ませることが必要です。
その改善には、まずは有害物質を体内へ取り入れないようにしましょう。添加物や農薬をできるだけ避けて、新鮮な食品を選んだり、アルコールを控えたりすることで有害物質の蓄積を防ぐことができます。
また、肝臓はストレスにも影響を受けます。そのため、日常的にストレスを発散し、ストレスを溜めないよう心がけることも、肝臓の負担を和らげてくれます。
このように、日頃の疲れやすさは体内の有害物質が原因の場合があります。しかし、食生活を見直したり、ストレスを溜めない生活など、肝臓をいたわることで改善することができます。