すんき漬けは便秘改善にも効果があるの?
長野県の伝統的なお漬物であるすんき漬けには『ラブレ菌』という非常に珍しい植物性乳酸菌が配合されています。
これはこの地方の独特な手法による作り方で生み出されたものなので、一般的なお漬物には入っていない菌ですよ^^
ラブレ菌の効果
ラブレ菌を摂ることでの臨床試験が行われました。
試験内容は41人の人に2週間飲み続けてもらい、排便回数がどうなるか?チェックしたものです。
すると、
・ラブレを飲む前の2週間は平均排便回数は7.0回
・ラブレを飲んでいる間の2週間は平均排便回数は10.8回
と、このように約1.5倍排便回数が増えたというデータがあり、便秘に足して効果があることがわかりました。
特に便秘の人は実感が早く、早い人ですと乳酸と酢酸の刺激によって腸の運動が活発化され、4時間ほどで便を出してくれるとのことです。
なぜ、ここまですんき漬けがもつ力が強いのか?ということなんですが、ラブレ菌というのは非常に生命力が強く、生きて腸まで到達することができます。さらに、腸内でも活動する日数が長いので便秘に対する効果が高いのです。
簡単にまとめると、生きて腸まで到達することによって、腸内環境を改善する善玉菌となってすぐに活動できることがプラスになるということですね。
すんき漬けをおススメ出来ない理由!
以上を見てくるとすんき漬けは非常に良いものと分かったと思います。しかし、あまりおススメはできません。(食べたことがある人は覗く)
というのも、すんき漬けというのは非常にクセが強く、かなり酸っぱいものです。ですので、初めて食べる人にはちょっときつく量はとてもじゃないですが摂ることはできないでしょう。
代替品としてすんき漬けに含まれているラブレ菌を含んでいるサプリなどで手軽に摂る方が、量も多いですし、毎日続けることができます。