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下痢に人参は効果的?意外なデメリットもあるので注意が必要?

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長引く下痢の症状を改善させるために薬を使わず、下痢に良いと言われる食べ物を利用する民間療法があります。りんごやバナナ・梅などが下痢に効く食べ物として知られていますが、野菜の中でも人参は下痢に良いと言われている作物です。

 

 

人参には食物繊維が豊富に含まれているため、消化しにくい野菜の1つとしても知られています。下痢が続いている人の大腸では便から水分が十分に吸収されず柔らかい状態にありますが、人参に含まれている食物繊維が余分な水分を吸収してくれるために下痢の症状が改善されるのです。

 

 

【人参に含まれる食物繊維の整腸効果】

人参に含まれる食物繊維には水溶性と不溶性の2種類があって、どちらも腸の調子を整える役割を果たしています。人参100g当たりに含まれる量は水溶性食物繊維が0.7g、不溶性食物繊維は2gです。

 

 

野菜の中にはゴボウのように人参よりも食物繊維の量が多い作物もありますが、人参は水溶性と不溶性のバランスが良いために下痢改善効果が高いのです。人参に含まれる食物繊維の一種ペクチンは腸内環境を整える効果を持つ物質で、下痢ばかりでなく便秘を改善する効果も発揮してくれます。

 

 

【過剰摂取で下痢の悪化や柑皮症のリスクも】

このように人参は下痢がなかなか治らないという人が試してみる価値のある野菜ですが、食べすぎや摂取方法には注意が必要です。人参を生のままミキサーにかけて人参ジュースとして飲めば水溶性の食物繊維も無駄なく摂取できるため、便秘改善には効果があります。

 

 

胃腸の調子が悪く下痢が続いているようなときにこのような形で生の人参を摂取すると、消化不良を起こして下痢が悪化する可能性もあるのです。下痢の症状を改善させる目的に人参を利用する場合は、できるだけ火を通した状態で摂取するといいでしょう。

 

 

人参の過剰摂取で考えられる症状の1つとして、「柑皮症」も挙げられます。これは人参に含まれるβ-カロテンの影響で肌が黄色くなる症状ですが、似たような症状を呈する黄疸と違って病気が原因ではありません。

 

 

β-カロテンを摂取すると必要な量だけが体内でビタミンAに変えられ、余った分は脂肪に蓄えられて抗酸化物質として働きます。余ったβ-カロテンの量が多いと皮膚の色素にも影響が及び、肌が黄色く見えるようになるのです。

 

 

【ビタミンCを分解する酵素にも要注意】

下痢の悪化や柑皮症を防ぐためにも人参の過剰摂取は避けるべきですが、人参にはビタミンCを分解するアスコルビナーゼという酵素が含まれる点でも注意が必要となります。人参そのものにはビタミンCはそれほど多く含まれていませんが、人参を他の野菜と同時に食べるとそのビタミンCが壊されてしまうためせっかくの栄養が無駄になりかねません。

 

 

幸いアスコルビナーゼは熱や酸に弱く、調理の工夫によってもビタミンCの分解作用を抑えることができます。人参をメニューに加える際には酢や柑橘類を上手に使ったり油で炒めりすることで、人参の効能と他の野菜類からのビタミンC摂取が両立されるのです。

 

 

なかなか治らない下痢に悩んでいる人は、以上のような点に注意しながら人参を食事に取り入れてみるといいでしょう。