異常が見つからない下痢の正体は『食品添加物』？その実態に迫る！

検査をしても異常が見つからず、原因の分からない下痢が続くことってありませんか。

過敏性腸症候群と診断されることがありますが、治療法は特に無く、下痢を止める薬を飲む程度です。ただ、飲まないと下痢が再発してしまう、そんな時は自分の食生活を見直す必要があるのではないでしょうか。

最近、インスタント食品や加工食品などに含まれる食品添加物が下痢の原因になるのではないかと言われています。ここでは食品添加物と下痢の関係について解説したいと思います。

【食品添加物とは】

食品添加物が食品を製造、保存する過程で食品にかけたり、混ぜたりするものです。保存料、甘味料、着色料、香料などがそれに当たります。

もちろん厚生労働省が安全と認めたものしか使用することはできないのですが、最近、健康を害する危険な食品添加物があると言われています。

【危険な食品添加物】

危険と言われる食品添加物はまず、ソルビン酸という合成保存料です。主にハム、ソーセージ、ベーコン、ジャムなどあらゆる加工品に使用されています。

次に合成甘味料のアスパルテーム、清涼飲料水やガム、アイスクリームなどに使用されています。また、かまぼこなどの水産練り製品に使われる過酸化水素なども危険と言われています。

さらに、マーガリンなど食用油脂に使われる酸化防止剤にも遺伝子に傷をつける性質が認められており発がん性もあると言われているようです。

【食品添加物の胃腸への影響】

合成保存料は食品が腐らないようにするために使用されており、食品に細菌が発生するのを抑制しています。ただ、合成保存料を毎日のように摂取することにより、腸内に生息する細菌まで繁殖できなくなってしまう可能性があるのです。

ビフィズス菌・乳酸菌など腸内細菌は腸内環境を整えてくれる大事な細菌です。それが腸内に減ってしまうと下痢や便秘になってしまうのです。

【まとめ】

現代の食品事情で、食品添加物をいっさい摂取せずに食事することは不可能です。すべての食品添加物が健康に影響があるわけではありませんが、加工食品を偏って多く摂取しなよう心掛けるだけで下痢の改善が期待できるのではないでしょうか。