なぜ生姜は下痢に良い時と悪い時があるの?その秘密を徹底暴露しちゃいます!
冷たい食べ物を食べ過ぎて下痢になってしまったことはありませんか?実は、そんな時におススメの食べ物が生姜なのです。
生姜は体を温めてくれる働きがあるので、冷えからくる下痢には効果があります。しかし、効果があるからと食べ過ぎてはいけません。
生姜は食べ過ぎたり体質によっては下痢を余計に悪化させてしまうこともあります。
今回は、生姜で下痢になる人と下痢が改善する人の違いをご紹介したいと思います。
【下痢の種類】
一言に下痢と言っても原因は様々です。前述したように、冷えからくる下痢には体を温める働きがある生姜は効果が発揮されますが、ストレスによるものや薬の副作用で起こるものなどに生姜は効果がないでしょう。また、慢性的な病気の下痢も生姜ではなく病院での治療が効果的です。
【体質の種類】
では、冷えから下痢の時誰にでも生姜が効果があるかと言うと、残念ながら控えた方が良い方もいらっしゃいます。
①胃腸が弱い方
胃腸の弱い方には生姜が刺激となり、腹痛や下痢、胸焼け、嘔吐の原因となる場合があります。さらに生姜には消化を良くする成分が含まれているため、過剰に摂取することで腹痛を起こしたり、下痢を悪化させることもあります。
②妊娠中の方
生姜は、つわりにも良いとされているため妊婦さんにとって摂取したい食べ物ですが、過剰に摂取すると胎児に悪影響があり流産をする恐れもあるとされています。
③冷え性の方
生姜は体を温めてくれるので、冷え性の方には効果的な食べ物です。しかし、生のままの食べる生姜には「ジンゲロール」という成分が含まれ体の芯の温度を下げ、表面の温度を温める効果があります。食べ方によってはさらに冷やしてしまうので、体を温めたい場合は、体の芯から温める「ショウガオール」を発生させましょう。「ショウガオール」は生姜に熱を加えるか乾燥させると発生します。
このように、生姜は体を温め体に良い食べ物ではありますが、下痢の場合下痢の種類や体質によっては摂取を注意しなければいけない食べものです。
また、刺激が強いこともあり過剰摂取には注意しましょう。1日の目安量としては、1日10gで、大人の親指の第1関節ぐらいの大きさと言えます。すりおろした生姜の場合は大さじ1杯弱が目安です。
食べ物は何にしても適量が良いと言えます。暴飲暴食も下痢の原因になるので、何でも適量を心がけ健康に過ごしましょう。