こんな下痢の症状が出たら『子宮筋腫』が原因かも！？

【こんな下痢の症状だったら子宮筋腫の可能性がある】

子宮筋腫が原因の下痢は、立てない程の下腹部の痛みを伴い、日常生活が困難になります。子宮筋腫の下痢は、子宮筋腫のこぶが大腸を圧迫しているので、子宮が収縮して下痢を引き起こしてしまいます。

子宮筋腫の下痢で厄介なのが、症状がなかなか治まらないことです。これは子宮筋腫のこぶが直腸を圧迫しながら押さえているため、下痢が治まりにくい状態になってしまうのです。

よって、立つのが困難なくらいに酷い下痢症状が何日も続いてしまうような場合は子宮筋腫が原因による下痢である可能性があると言えます。

【子宮筋腫による下痢はなぜ酷くなってしまうのか】

子宮筋腫になると、筋腫が子宮収縮の邪魔をして更に強く子宮収縮を行わないと月経血が体外に排出できない状態になり、生理中に排出されるプロスタグランジンが通常よりも多く出てしまいます。

そのため、腸の動きがより活発になってしまうことで、日常生活に影響が出るくらいの下痢に引き起こしてしまうのです。

子宮筋腫は大きくなればなる程、子宮収縮を邪魔してしまうので、子宮筋腫が大きくなると、より下痢を悪化させてしまうのです。

【子宮筋腫が原因の下痢を緩和させる方法】

子宮筋腫を改善させるために適度な運動を取り入れるのが良いと言われています。これは、運動することで筋肉が動くので、全身の血行が良くなって身体が温まります。すると子宮の血流も良くなるので正常に働くように改善してくれることにつながります。

子宮筋腫ができるのは女性ホルモンのバランスが崩れることが原因と言われています。運動を取り入れることで、骨盤など体の歪みも改善されて、女性ホルモンのバランスも整ってきて子宮筋腫の改善にもつながります。

子宮筋腫が原因の下痢は立てない程の症状が出てしまいます。そういった症状が出た場合は速やかに病院で受診をしてもらい、適切な診断をしてもらってから運動をする習慣を徐々に取り入れることが大切と言えます。