体質的に下痢になりやすい人は何が違うのか?
【下痢体質とは】
同じものを食べても下痢になる人と何でもない人がいます。体が疲れてきたり、精神的なストレスを感じた時に下痢になるという人もいます。
こういった人は下痢体質だと言われますが、元々腸のの動きが悪いということが原因ではないかと言われています。腸が健康であれば多少痛んだものを食べても問題ないし、体が疲れてすぐに大腸に影響が出ることもありません。ましてや嫌な事があるたびに下痢になることもないのです。
【腸内環境を整える】
健康な腸にするためにはまず、腸内環境を整えることが必要です。
消化の良い食事を心掛けましょう。便秘にはよいとされる食物繊維の多い食べ物は、実は消化が悪いため、下痢体質の人は避けた方がよいとされています。バターやラードなど動物性油脂はあまり摂り過ぎないようにしましょう。加工品には食品添加物が多いので、自分で料理をするように食生活を変えていく必要があります。
【体を暖める】
体が冷えると腸内の悪玉菌が活発になります。体を冷やさないように、靴下を履いたり、腹巻きをする、首にスカーフを巻くなどの工夫が必要です。夏はあまりエアコンで部屋を冷やしすぎないことも大切です。
【オリゴ糖と乳酸菌】
下痢体質を改善するのにおすすめなのがオリゴ糖と乳酸菌です、オリゴ糖は胃や小腸では消化・吸収されずに大腸まで届く性質があり、大腸の中で善玉菌のエサになってくれます。
そのため、腸内の悪玉菌が減って善玉菌を増やしてくれるのです。また、乳酸菌は善玉菌の一種です。毎朝ヨーグルトを食べるだけでも腸によい影響を与えてくれます。
【ストレスを抱えない】
腸は脳と同じようにストレスを敏感に感じやすいところです。ひと言でストレスを抱えないようにと言っても難しいと思いますが、休みの日はしっかりと休み、趣味に没頭する時間を作ることも大切です。家族や友人、恋人に話しを聞いてもらうことでもストレスは解消されます。
それぞれリラックスできる方法は違うと思います。音楽を聴くことがよい人もいれば、運動することでストレス解消や気分転換になる人もいます。自分なりのストレス解消方法を考えてみるといいでしょう。
下痢体質は工夫次第で改善することが可能です。諦めずに出来る事から始めてみてはいかがでしょうか。