ヒト由来乳酸菌の種類と身体に与える好影響!
みなさん、ヒト由来乳酸菌という言葉を聞いたことはありますか。その名の通り、ヒトのお腹の中にいた菌を培養した乳酸菌のことです。
近年、このヒト由来乳酸菌の研究で様々なことが明らかになってきています。まずヒト由来乳酸菌の特徴は、一般的な乳酸菌の弱点を克服した「胃酸に強く定着性が高い」特徴をもっています。その上、ヒトに存在していた菌なので安全です。
ここで、ヒト由来乳酸菌をいくつかご紹介させていただきたいと思います。
【BB536ビフィズス菌】
生きたまま大腸に届くことができる、酵素や酸に強いビフィズス菌で免疫機能をアップしてくれます。その結果インフルエンザや風邪、花粉症などを予防できる上、大腸がんの発症に繋がるETBF菌を抑制することができます。
【L-92乳酸菌】
カルピス社によって発見されたアレルギー緩和作用の高い乳酸菌です。L-92乳酸菌は腸内の免疫機能を高めることができるため、アレルギー性鼻炎や喘息などに効果があります。
【T2055乳酸菌(ガセリ菌SP株)】
雪印メグミルクの研究所で培養された、ヒト由来のプロバイオティクス乳酸菌です。生きたまま腸に届くだけでなく、腸に長く留まれるという特徴があります。
1日に何度も乳酸菌を摂取できない人やお腹が張りやすい人におススメです。T2055乳酸菌は脂質排出効果が発表されているので、メタボリックシンドロームの予防やダイエットにも効果的です。
【FK-23乳酸菌】
高い免疫調整作用があり抗がん剤の副作用軽減や感染症の抑制作用もあります。FK-23乳酸菌はアトピー性皮膚炎にも効果がありアレルギー性の肌トラブルや喘息などでお悩みの方におススメです。
【EC-12乳酸菌】
EC-12乳酸菌は、「ヒト由来の死菌」というタイプの乳酸菌で他のヒト由来乳酸菌で効果がなかった人でも、整腸作用に繋がりやすい特徴があります。
【まとめ】
それぞれのヒト由来乳酸菌の特徴に合わせて、体の悩みにあったヒト由来乳酸菌を選んでみてください。ドリンクタイプやヨーグルト、サプリメントでの摂取が可能です。