日和見菌はつまりにも影響するの?
便秘などのつまりは一般的に腸内細菌の1つである悪玉菌が優勢になっていることが原因です。しかし、日和見菌というのもつまりに大きく関係しているのです。
腸内細菌の種類
腸内細菌には以下の3種類がいます。
- 善玉菌(20%)
- 悪玉菌(10%)
- 日和見菌(70%)
カッコ内のパーセンテージは理想の腸内細菌のバランスです。健康な人は大体このバランスになっているのですが、つまりがある人のほとんどは悪玉菌が優勢になっている場合があります。
で、この日和見菌がどういったようにつまりに関係してくるのか?ということですが、実は多い菌に味方するという性質があるのです。
例えば善玉菌が優勢なら善玉菌に、悪玉菌が優勢なら悪玉菌として働いてくるのです。
悪玉菌はつまりの原因となる物質を排出するのですが、さらに悪玉菌が優勢になると日和見菌を加勢して悪玉菌と同じような働きをするのです。つまり、便秘などがひどくなると日和見菌も加勢することで、さらに悪化するという事態になるわけです。
ですので、つまりを改善するには善玉菌を増やし、日和見菌を増やすことを意識しておく必要があるというわけですね。