コーヒーで硬い便になってしまう2つの理由!
コーヒーを飲むと硬い便が出てしまう、また切れ痔などで悩む人が多いようです。なぜコーヒーを飲むとこういったような症状が出るのか確認してみましょう。
利尿作用がある
コーヒーを飲むとオシッコが近くなったという経験があるのではないでしょうか?コーヒーにはカフェインが含まれていますが、このカフェインを摂取することによって、体液(血液)はおろか腸内の水分までも排出されることになるのです。
ここで問題なのは腸内の水分までも排出されることにあります。腸内は便を形作るところですが、水分の有無で便の硬さや柔らかさに直結します。つまり水分が多ければ柔らかい便に、少なければ硬い便になるわけです。
しかし、カフェインによって腸内の水分が排出されてしまうことで、便に水分が含まれにくくなり、出てくる時には硬い便になってしまうのです。
自律神経が一方に傾く
自律神経には交感神経と副交感神経と2種類あり、どちらに傾くかで腸内のぜん動運動にかかわってきます。
コーヒーは腸のぜん動運動を抑制する交感神経に傾くので、便を出しにくい状態になります。すると大腸にいつまでも留まっている便は必要以上に水分を吸収されることになり、排便する時には硬い便なってしまうのです。
水分を摂ればいいの?
水分を多くとったとしても、カフェインの利尿作用になって排出される場合がほとんどです。特にコーヒーに含まれるカフェインは利尿作用の持続時間が長いの原因なります。
また、一度に多く水分を摂取したとしても、身体に不必要な水分とみなさればカフェイン同様に排出されます。
必要なのは水溶性食物繊維
水分以上に必要なのは水溶性の食物繊維です。こちらは海藻類などに多く含まれている食物繊維ですが、便を柔らかくする働きがあるので、硬い便の人の救世主となる存在です。