断食ダイエットの失敗例!ぽっこりお腹が変わらないのには理由があった!
世にダイエットの方法は数多く存在します。その一つに、最近話題の断食ダイエットがあります。
半日、三日などと期限を決め、水だけしか摂取しないというものです。
さらに、胃に負担をかけない軽食だけで一週間以上も断食する長期のものもあります。特に腹回りの脂肪が落ちるというので、実践する人も増えていますが、肝心のポッコリお腹が凹んでくれないといった失敗もあるようです。
どうせやるなら成功させたい、お腹脂肪を取ってしまいたい。失敗の理由を知っておき、成功へと導きたいものですね。
【前準備と定期的な断食が必要】
脂肪が落ちるといわれる断食ダイエットですが、気になる脂肪はこれまで毎日コツコツと溜めてきたものです。一日くらいの断食で落ちると思うのは甘い考えです。
食事が摂れないと、脂肪は生存本能から逆に栄養を蓄えようとします。思いつきで始めても逆効果になります。まず、しっかりと断食の準備をしなければなりません。
断食の三日くらい前から胃に負担の少ない食事を、腹八分程度に抑えるようにして、身体を断食に慣らしてゆきます。脂肪を勘違いさせる感覚でしょうか。
徐々に減らすことで、脂肪が多少の絶食では蓄えをしないようにコントロールするわけです。それでも一度の断食ではあまり効果は出ないでしょう。
時々、前準備をしたプチ断食を行う習慣を身につけるべきです。コツコツ溜めた脂肪は、コツコツ落とすと考えましょう。
【回復食のリバウンドに注意】
断食の後は再び胃に負担をかけない食事で回復を行うのですが、この時期は特に危険です。
断食で脂肪は栄養を欲しているので、いつも以上に蓄えようと身構えています。そんなタイミングで摂取した食事は、吸収されやすいのです。
また断食した本人も食べ物に飢えているわけですから、思ったよりも食べてしまうこともあります。
断食が終わっても「ああ、終わった」と気を緩めてはいけません。前準備と逆に、ゆっくりと元に戻すのが回復期なのです。
半日や一日のプチ断食と聞くと、それほど難しくないとつい考えてしまいます。しかし、前準備と回復期を入れると、一週間くらいはかけてやる気持ちが必要です。
その間は、お腹も減るでしょうし、たくさんの誘惑に負けそうになるでしょう。プチ断食という言葉の響きから「簡単そう」に感じますが、実はけっこう大変であると覚悟しておくことです。
覚悟のない思いつきでは、正しくダイエットできません。断食ダイエットはやり方さえ間違わなければ、脂肪を減らすのに効果的な方法なのです。