コレステロールが気になる人必見!腸内の善玉菌を増やすことが鍵になる!?
みなさん「コレステロール」という言葉は聞いたことはありませんか?
また、健康診断などでコレステロール値を指摘されたことはありませんか?
コレステロールとは人間の体の細胞膜を生成する上で必要な要素で「脂質」の一種なのですが、血液中のコレステロールが増え過ぎると、血管が硬くなってしまったり、柔軟性の無い血管になる「動脈硬化」が進行してしまいます。
動脈硬化は心筋梗塞や脳梗塞の原因となるとも言われているので、コレステロール値が高い方は早めに対策されることをおススメします。
今回は、そんなコレステロール値を下げる働きがあると言われている「善玉菌」のお話をしたいと思います。
【善玉菌とは】
善玉菌とは腸内細菌の一つで、健康維持や生命活動に必要な物質を生み出してくれている菌です。
ビフィズス菌やその他の乳酸菌や納豆菌、酵母菌、麹菌が善玉菌と呼ばれています。
【善玉菌がコレステロールを下げる】
近年、腸内細菌である善玉菌は、コレステロール値を下げる働きがあることが分かっています。
その理由は2つあります。
まずは、「コレステロールの吸収を抑えてくれる」という点です。
食物から摂取された約50%のコレステロールは善玉菌に分解されて「コプスタノール」という形に変えられます。このコプスタノールは腸壁から吸収されにくい性質をもっていることで、約50%の脂肪分をブロックしてくれているということなのです。
次に「肝臓への負担を軽減させる」という点です。実は体内のコレステロールは、肝臓などの臓器で約7割が合成されて作られています。
また、肝臓はコレステロールを合成するだけではなく余分なコレステロールを分解して体外へ排出する役割も果たしてくれています。
この肝臓の調整機能を維持するためにも、肝臓に負担を与えないことが重要なのですが、腸内の環境が悪玉菌が優位となっている場合、悪玉菌が出す腐敗物質や毒素が腸から吸収され血液に入り込んでしまいます。
すると肝臓の解毒作用が働き大きな負担となってしまいます。腸内環境を整える善玉菌が悪玉菌よりも優位であることは肝臓機能の負担を減らすことにもつながるのです。
【まとめ】
コレステロールを下げるためにも善玉菌を増やすことが重要だとお分かりいただけたと思います。
善玉菌はヨーグルトや乳製品に多く含まれていますが、乳脂肪分が多い点で言うとコレステロール値が気になる方には向いていないのです。ここでおススメしたいのがオリゴ糖です。
普段のお料理や飲み物にオリゴ糖を加えてみることで、健康管理はじめてみませんか?