私はヤセ菌が遺伝で少ないから痩せれないんじゃないの?
最近ダイエットで注目されているのが【ヤセ菌】という腸内細菌ですよね。そこで思うのが、私は大体太っている家庭なので、ヤセ菌が遺伝で少ないのじゃないのか?ということです。
痩せ菌は遺伝するが食事内容が影響する
痩せ菌というのは遺伝するかしないか?でいうと、多少なりとは遺伝することが分かっています。
腸内フローラはたしかに遺伝の影響を受けます。イギリスの大学で行われた500組の双子を対象とした研究で、遺伝的に完全に同一の双子は、腸内フローラが似通っていることがわかりました。
出典:http://xn--88jd7j5bz413aoqq9ll9urgp3a.com/idenn.html
これを見る限り遺伝で痩せ菌がたくさん棲んでいる腸内フローラが似ているということがわかります。
2008年には母親と双子の腸内環境を調べる研究も行われました。この母親と双子は、やはり腸内環境が似ていました。しかし同時に、それぞれ異なった腸内フローラを持っていることもわかったのです。
出典:http://xn--88jd7j5bz413aoqq9ll9urgp3a.com/idenn.html
やはりこちらを見ても腸内環境が似ているということが分かります。しかし、体質が同じ母や双子でも完全に同じではなく、睡眠やストレスなどの生活習慣、または食事によって腸内環境が変化するということを示唆しています。
こちらは最近の研究によって明らかになっているので、腸内環境というのは遺伝よりも生活習慣によって大きな影響を受けるのです。
腸内細菌は食事によって変化する
あるマウス実験で腸内細菌の変化を観察しました。するとマウスの食事を腸に良いものにかえると、3日ほどで腸内細菌のバランスが良い方向に変化しました。
また、人間の場合ですと約3日~10日で腸内細菌のバランスが良い状態になったという報告もあります。
腸内細菌の1つである痩せ菌を減らす食事には、肉食やジャンクフードなどがありますが、こういった食事に変えた場合なんと一晩で腸内細菌が悪い方向に変わってしまってしまうということも分かっています。
つまりこういったように遺伝よりも、食事に痩せ菌を含む腸内細菌は左右されるので、腸内環境をよりよいものにするには、腸に良いとされる発酵食品、乳酸菌、食物繊維、などを摂っていく必要があるのです。
痩せ菌を増やす食事
痩せ菌を増やす食事というのは、腸に優しいものや活発にさせるものが痩せ菌を増やす食事になります。
例えば、水溶性の食物繊維やオリゴ糖、乳酸菌などですね。こちらは腸内にいる良い菌(善玉菌)を活発にしたり、エサとなってくれれます。
善玉菌が増えると痩せ菌も増やしてくれるので、、腸に負担をかけずに腸内の善玉菌を活発にさせる食事を心がけるようにすると良いでしょう。
一方で、痩せ菌を減らす食事というのもあります。詳細はこちらの記事を参考にしてもらいたいのですが、せっかく痩せ菌を増やす食事を心がけているのに、減らす食事をしていては元も子もありませんよね。
食事に関しては結構大幅に変えることが必要になる人もいるかもしれません。
そういった場合は痩せ菌として働くことが分かっている【B-3菌】というのを直接摂取する方法もあります。こちらはウィルキラーダイエットというサプリに配合してあるので、腸内環境を整えつつ痩せ菌自体を摂取したいという人には良いかもしれませんね。