腸内フローラの為にはガセリ菌だけでは不十分!
腸内に最大90日棲みつづける菌として注目されている乳酸菌のガセリ菌ですが、この1種類だけでは腸内フローラの改善には不十分です。
というのも、ガセリ菌とは小腸で働く菌です。小腸には免疫細胞が集中しているので、免疫力を向上させたい人には向いています。もちろん整腸作用やコレステロールの低下なども確認されているので、そういった効果を求める人にもグッドです。
しかし、大腸ではほとんど働くことができないので、腸内フローラ全体を良くしようと思う分には不十分なのです。
ちなみに大腸の働きというのは、便の元となる栄養を吸収したり、水分を吸収して便の形を作ることや、大腸菌やO-157を処理する働きがあります。しかし、ガセリ菌だけではここまでの仕事はできないので、大腸でも働く別の乳酸菌を摂る方が望ましいのです。